
あなたと世界を、
つなぎ直す。
「まだ言葉にならない物語」は、誰の中にも眠っています。
商品の説明や肩書きではこぼれ落ちてしまう、その人・その場所が持つ時間、背景、価値観。
日々流れていく情報の中で、その“温度”や“匂い”は届く前に消えてしまうことがあります。
僕の役割は、その物語をすくい上げ、
映像・写真・デザイン・ブランディングとして“伝わる形”にすることです。
これまで、食品ブランドや観光プロジェクト、文化事業、アートワーク、
そして都市の企業や自治体まで、さまざまな領域に携わってきました。
──共通して求められているのは、「らしさを見つけ、言語化し、可視化する」こと。
大切にしているのは、表面的な“おしゃれさ”や一時の流行ではありません。
その人・その地域だけが持つ 固有の気配 と、
時間を経ても古びない 静かな美しさ。
余白や静けさを通して、見る人の心にそっと残る表現をつくること。
過度な演出ではなく、“本来の物語を取り戻す”ためのデザインです。
僕が目指すのは、
「まだ言葉にならない物語」を形にし、
あなたと世界をもう一度つなぎ直すこと。
もし今、
「どう表現すれば伝わるかわからない」
「ブランドの“らしさ”を整えたい」
「プロジェクトの物語を見つけたい」
そう感じているなら、ぜひ一度ご相談ください。
ここで、その物語を一緒に見つけていきましょう。
フルタヨウスケ
映像ディレクター/アートディレクター/グラフィックデザイナー/フォトグラファー
岐阜県美濃市生まれ。
名古屋のデザイン系専門学校を卒業後、上京。広告やファッション関連のデザインプロダクションを経て、24歳で独立。映画、ファッション、音楽、DVDパッケージなど、幅広いジャンルのデザインを手掛ける。
2010年に事務所を東京・水道橋から鎌倉へ移転。この頃から、人とのつながりを通じて地方企業や店舗、生産者のブランディングやデザインに関わるようになる。
2015年には拠点を持たない現地滞在型のノマドワークへと移行。地方に滞在し、その土地ならではの個人や企業のビジュアル制作を行う。
2020年、東京の離島・八丈島へ移住。岐阜と八丈島の二拠点を中心にしつつ全国的な活動を展開。
ジャンルや場所を横断しながら、デザイン、写真、動画を組み合わせたトータルビジュアルディレクションを提供している。

地方とクリエイティブ
独立後の僕のキャリアのスタートは、東京でのエンターテインメントを中心とした分野でした。映画や音楽、ファッションといった華やかな世界の中で、視覚表現の可能性を探りながら、デザインだけでなく、写真や映像制作などを制作してきました。
しかし、2010年に鎌倉へ移り住んだことで、新しい視点を発見することになりました。
鎌倉での暮らしの中で、地元の生産者や店舗と出会い、「食」というジャンルの素晴らしさに触れました。食が持つ物語性や、それを支える人々の想いを伝える手段としてのクリエイティブ。その可能性に気づいたとき、まだこの分野でのデザインが十分に認知されていないと思いました。
地域と関わりながら、自分のスキルをただ消費されるためのものではなく、社会や文化に還元する手段として活かしたい。その考えが、地方の企業や生産者と共に新たなビジュアルを生み出すベースとなっています。
エンターテイメントから食まで
僕はクリエイティブの可能性を、常にジャンルを横断し広げていくことを目指してきました。
エンターテインメント業界で得た経験は、映像的でダイナミックな視点を養い、独自のスートーリテリングを表現するベースとなりました。しかし、特定の業界の「型」にはまることを避けたいという思いも強くありました。
その結果、エンターテインメントの視点を食や地域ブランディングの分野に転換し、また逆に、地方の持つ温かみや個性をエンタメ的な表現に織り交ぜる、といったお互いの融合を試みています。
このようなアプローチは、単なる見た目の美しさにとどまらず、価値観や文化そのものをクリエイティブに落とし込む作業です。
ジャンルを越えた表現を追求することで、新しい発見や可能性が生まれる瞬間があります。その楽しさこそが、僕にとってクリエイティブを続ける意味なのだと思っています。
主な仕事
グラフィックデザイン
・ギャガ株式会社 ロゴマーク(映画配給会社)
・KINENOTE ロゴマーク(映画ポータルサイト)
・映画『HEDWIG AND THE ANGRYINCH』ビジュアルデザイン
・NETFLIXドラマ『火花』ビジュアルデザイン
SP
・『宝桃園』トータルビジュアルデザイン
・『エンケルとハレ 離島のチーズ工房』トータルビジュアルデザイン
写真
・映画『TSUKIJI WONDERLAND』映画スチール
映像
・岐阜県関市PRドラマ 『フラワーズ・ブルーム』監督・脚本
・宝桃園ブランドムービー 撮影・編集・監督
・佐伯工務店PRドキュメンタリー『茶の家 渡邉邸』 撮影・編集・監督
・AYA OSHIDA MV『WOMAN』 撮影・監督
受賞
ASIA DESIGN AWARD 2018 Monthly Jared (Plant Opalグラフィック)
Japan World’s Tourism Film Festival 2023 優秀賞 (フラワーズ・ブルーム)
ノミネーション
短編映像『a missing girl』
・Speechless film festival 2019 OFFICIAL SELECTION (U.S.)
・D.C. Pacific Asian American film festival 2019 OFFICIAL SELECTION (U.S.)
・Pune film festival 2019 OFFICIAL SELECTION (India)
・Buddha film festival 2019 OFFICIAL SELECTION(India)
ドキュメンタリー映像『GOZU』
・Shimla international Documentary Film Festival 2020 OFFICIAL SELECTION(India)
出版物
『TSUKIJI WONDERLAND』写真集(5人共著)
メディア


